私の居場所
「ううん。ちゃんと昨日買って来た。」
颯太はニッコリ笑う。
「俺が運転していこうか?」
「良いよ。疲れているだろうから私がしていく。」
荷物を後ろに積んでいる颯太にそう言うと、私は運転席に乗る。
少し遅れて助手席に乗る颯太。
何か良い光景だな。
私の車の助手席に颯太。
何だかしっくりくる。
「楽しみだな。園のハンバーグ。」
今にも鼻歌が出そうな雰囲気。
「でも洋食は向こうでも食べさせてもらったんじゃないの?」
颯太は思いきり首を横に振る。
そんなに大げさにしなくても…。
「手作りなんて無しだぜ。買って来たものをチンだな。」