堕ちた
わたしがなにも発しないでいると





スースーと規則正しい寝息が聞こえる。







私は彼を起こさないようにそっと布団から出た。








真っ暗で何も見えない部屋







四つん這いになって進む







どこが出口かなんて見当もつかない。






ゆっくり進むが何かにあたる気配はない。






ベット以外何もないのかも知れない。






壁に辿りついた。







立って壁に背をくっつけ移動する






そうすればいつかドアにつくだろう。






彼が眠るまで冷静になって





考えた。






その結果が今の行動。






とゆっても本当は心臓が飛び出そうなくらいバックバクゆってる。






だって失敗したら殺されるかも知れないのだから。







ゆっくりゆっくり進み






「カチャッ」





何かにぶつかった。






ドアノブだ







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