オトナの恋を教えてください
柏木さんが少し屈んだ格好で、私の顔をまじまじと見つめる。
「デートが終わるの寂しい?」
思わぬ質問をされたのは、改札階へ上る階段の手前だった。
図星をつかれて私は慌てた。
「はは、大丈夫ですよ」
「そ。俺は少し寂しいよ」
横を多くの人が通り過ぎていく中、そんなことを言う柏木さん。
鼓動が踊り出す。
ドンドンドンとうるさいくらいに。
「柏木さん……私」
私も少し寂しい。
でも、口に出しちゃいけない気がする。
不意に柏木さんが私の腕をつかんだ。
そのまま引き寄せられる。気付けば、彼の胸に顔を埋めるかたちで抱き締められていた。
息が……止まりそう。
凄まじい緊張感と同時に、確かに感じる高揚と歓喜。
「デートが終わるの寂しい?」
思わぬ質問をされたのは、改札階へ上る階段の手前だった。
図星をつかれて私は慌てた。
「はは、大丈夫ですよ」
「そ。俺は少し寂しいよ」
横を多くの人が通り過ぎていく中、そんなことを言う柏木さん。
鼓動が踊り出す。
ドンドンドンとうるさいくらいに。
「柏木さん……私」
私も少し寂しい。
でも、口に出しちゃいけない気がする。
不意に柏木さんが私の腕をつかんだ。
そのまま引き寄せられる。気付けば、彼の胸に顔を埋めるかたちで抱き締められていた。
息が……止まりそう。
凄まじい緊張感と同時に、確かに感じる高揚と歓喜。