オトナの恋を教えてください



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先週のデートが私の心を温めている。

月曜のオフィス、私は鼻歌でも出そうな勢いで書架に向かっていた。
いつもの書類整理も全然億劫じゃない。

彼氏とデート。

こんなに楽しい気分になるんだ。
柏木さんに感謝だ。

彼が『ゆっくり関係を進めよう』と提案してくれなければ、私は幸せなデートを体験することなんて出来なかった。
きっと男性への不安感を抱えたまま、お見合いに踏み切っていたに違いない。

同時に考えるのは、柏木さんの中で私の評価は変わっただろうかということ。

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