オトナの恋を教えてください
「美野里ですね!?美野里が柏木さんに送ったんですね!!」


「そうそう、可愛いから見てほしいって。似合うなー、いろは。ディズニーキャラクターに紛れててもしっくりくるぞ。今度、このカッコでランドに行ってみるか」


「嫌です!断固拒否します!」


涙目で抗議するいろはは可愛いけれど、さすがにいじめすぎな気分になってきた。
俺は反対の手でいろはの肩をつかむ。
それから素早く彼女の耳に唇を寄せた。


「わるかったよ。からかいすぎた」


「柏木さん……」


涙目のいろはは写真を取り戻すため奮戦した興奮と、俺との距離の近さに首まで真っ赤になっている。
あー、こういう顔は結構悪くないんだよな。

舌の根も乾かぬうちにまたからかいたくなる俺。

思い切って、耳に唇を触れさせ、ささやいた。
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