オトナの恋を教えてください
「柏木さん!」
「いろは、おまえなぁ。自分の身長考えて、無理そうなら脚立使えよ。すぐソコにあんだろ?」
柏木さんは私の代わりにその背中でファイルを受けてくれたらしい。
痛かったのだろう、顔はしかめられている。
「ごめんなさい……でも、どうしたんですか?」
「フツーに過去の資料が欲しくてデー管に来たんだよ。そしたら、いろはがプルプル背伸びして危なっかしく書類を取ってるからさ」
急に現れたのが会いたかった柏木さんで、しかもヒーローよろしく私を助けてくれるなんて。
そして、この体勢。
まるでひざまずいて抱き締められているみたい。
心臓が大騒ぎになるのに、他の理由はいらなかった。
「ありがとうございます。助かりました。でも、痛かったんじゃないですか?」
柏木さんの背をさすろうと手を伸ばすと、自然と抱きつく格好に近付く。
わ!
私何やってんだろ。
自分から接近してしまった。
「いろは、おまえなぁ。自分の身長考えて、無理そうなら脚立使えよ。すぐソコにあんだろ?」
柏木さんは私の代わりにその背中でファイルを受けてくれたらしい。
痛かったのだろう、顔はしかめられている。
「ごめんなさい……でも、どうしたんですか?」
「フツーに過去の資料が欲しくてデー管に来たんだよ。そしたら、いろはがプルプル背伸びして危なっかしく書類を取ってるからさ」
急に現れたのが会いたかった柏木さんで、しかもヒーローよろしく私を助けてくれるなんて。
そして、この体勢。
まるでひざまずいて抱き締められているみたい。
心臓が大騒ぎになるのに、他の理由はいらなかった。
「ありがとうございます。助かりました。でも、痛かったんじゃないですか?」
柏木さんの背をさすろうと手を伸ばすと、自然と抱きつく格好に近付く。
わ!
私何やってんだろ。
自分から接近してしまった。