オトナの恋を教えてください
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シティホテルのシングルルームは、窓から新宿の夜景がよく見えた。
何度も通りかかったことのあるホテルだけど、室内に入るのは初めて。
キャミソールを頭からかぶり、襟だけブルーのブラウスを着ると、私は立ち上がる。
「じゃ、そろそろ私は行きます」
「やっぱり泊まっていけよー」
ベッドの上では、お布団から上半身はみ出した柏木さんが突っ伏して呻いている。
「ダメですよ。もう22時です。母に叱られます」
あの日から2ヶ月、私たちは東京で再会した。
告げられた柏木さんの本社転勤。
そして、告白……。
帰ると言いつつ、結局私は柏木さんの泊まるシティホテルに連れ込まれてしまった。