オトナの恋を教えてください
今回は100パーセント同意。

この1年間の遠距離生活はどうしたって寂しくて、気持ちを告白し合ったら、それでおしまいにできなくなってしまった。
うーん、私たち、青臭いほどに若いかもしれない。


たっぷりキスをして、ベッドで想いを伝え合って、頭がおかしくなりそうな幸福の中、このまま朝まで一緒にいたいのは本音。

でも、母に嘘をつきたくないのも本当の気持ちだ。


「引っ越しは手伝いますからね。日にちが決まったら教えてください」


パンプスに足をつっこみ、バッグを手にする。
寝乱れた髪を手櫛で梳いていると、柏木さんが腕を伸ばしてきた。

左肘をがしっとつかまれ、抗う間もなく、再びベッドに引っ張り込まれてしまう。


「柏木さん!私、靴!」


「今、脱がせてやるよ。それから、もう一回……」


「ダメですってばーっ!」


柏木さんの抱擁に囚われ、ジタバタ暴れる私。
ああ、ずるい。
柏木さんの裸の胸の感触が心地良すぎて、抵抗をやめたい私がいる。
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