課長の独占欲が強すぎです。
営業課の面々も相変わらずで、私も彼らをサポートする事務としてすっかりここでの仕事が板に付いてきた。
私は直接本作りに関わったり書店に売りに行く立場ではないけれど、胸がときめくような素敵な恋の漫画が沢山の女の子の手に渡ればいい、そんな想いを籠めて毎日デスクに向かっている。
やっぱりひまわり出版に勤めたのは天職だったな、としみじみ幸せを噛みしめながら。
やがて春が来て、私が少女漫画部門営業課に来てから2度めの桜が咲いた。
この春を、私は特別な喜びを以て迎える事になる。