SPECIAL GAME
…パチ。


目を覚ますと、そこは真っ暗の世界だった。

何も見えない。
まるで、目を閉じているように…


「ここどこ?」

資格には何をもう映らない。


触覚、聴覚、嗅覚そして味覚……この4つに私は頼るしか方法がないんだ。

嗅覚は少し生臭い香りがして…
聴覚と味覚は何も感じない。

最後の触覚で私は今眠っていた布団に触れる。

いや、これはベットだ。
私はそれからゆっくり降りた。


多分どこかに、電気のスイッチがあるはず……私は壁に触れた。

壁は少しザラザラとしていた。

そして手を上下にさせながらゆっくりと壁を触りながらコンセントを探した。

ゴツッ

「痛っ」
進もうとしたら、曲がり角で頭をぶつけた。

その拍子に私の手には四角のツルツルとした何かが当たる。


もしかして…?!

パチンッ
私がそのスイッチを押すと一気に部屋には光が当たった。


眩しい‼︎


私はつい目を閉じてしまい…

また…ゆっくりと目を開けた。


「何これ」
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