極上ドクターの甘い求愛
『…どうしたらいいって?』
先生の声が、耳元で大きな音源となって聞こえる。
『――そんなの、俺の彼女になればいいじゃん。』
「っ……!」
先生のその一言に、心臓を鷲掴みにされた。
先生の言葉が、何回も私の頭の中でリピートされていく。
『俺の彼女になってよ。俺だけのものになって、繭ちゃん。』
「………っ、」
いつも岩崎先生は、私に"好き"と言うだけで、私に交際を迫ったことなど一度だってなかった。
それだけに、初めて言われたこの言葉に、体中の熱が瞬時に高騰していく。
『俺だって、繭ちゃんのこと好きで好きで堪らないんだよ。だからさ、俺と付き合ってください。』
「ッ・・・」
情熱的な瞳で見つめられて、かあっ…と高まった熱が頬に集中していくのが嫌でも分かった。
私……っ、先生の彼女になっても、いいの…?
どうか、今この瞬間が夢ではありませんようにと願った瞬間だった。