極上ドクターの甘い求愛
行っちゃったよ。
これから一人酒なんて寂しすぎる…。と、一気に寂しさが込み上げてきて焼酎を口に含んだ時、
『――飲んでる?繭ちゃん。』
「っ!?」
さっきまで前田先輩が座っていた席に、ストンとどこから現れたのか分からない岩崎先生が座ったのだ。
え……っ、何でここに先生が!?と驚きで焼酎を吹き出しそうになるのを必死で堪える。
「なっ……何でいらっしゃるんですか!?」
『繭ちゃんと飲みたいなーと思って。』
「~~~っ」
焼酎のコップに付けていた唇を離して、先生に驚愕の目を向けるけど、ニコッと王子様のような笑顔を貼りつけた先生は、今までここにいたかのように隣に座っている。
ちょっと待って。飲み会の最初で見かけた先生の取り巻きたちは?どうしたの!?
「私なんか構う暇があったら、ナースさん達のところに行ってください!」
『え?もう十分相手したよ。』
怖いもの見たさで周りをチラリと見てみると、私たちを鬼のような顔で凝視しているナースさん達と目が合ってしまった。
さっ、最悪だ……!!