新選組へ ~ 連理之枝 ~
体から、力が抜ける
意識も無くなりかけた時
「誠!!」
!!!!ビクッ!!!!
大声と大きな足音に、体が飛び上がる
ゴツゴツさんに思わずしがみついた
「なんだ?歳!!大きな声で!?
誠が恐がっているだろう?」
「よかったぁ!!!急にいなくなるから
心配で!!何かあったんじゃないかって」
「ハッハッハッ!!
歳がそんなに慌てるなんて、珍しいな!」
「脅かすなよな!黙っていなくなったりすんなよ!」
綺麗な男だ…
文机に伏せていた男だ
この男が、俺を心配した?
目線を俺と同じに下げ、安心したように
ため息漏らす
この人には、たぶん…
よしよしと、頭をナデナデた
「ははっ 誠にかかれば鬼の副長と
噂される歳も、赤子の扱いだな!!」
「誠~俺がわかるのか?」
頭をナデナデすると、いいんだって
誰かに教えてもらったな…
「誠!?」
俺は・・・誠という名前なのか?
この2人は、誰?
俺は、ここで生活していた?
なんで、ここが懐かしい?
初めて会うはずなのに、この2人が
とても大切に思える
・・・俺は、誰だ?