新選組へ ~ 連理之枝 ~
夜中
〝夏弥…俺を忘れるな〟
〝夏弥…〟
〝 夏弥が女だったら良かったなぁ 〟
ガバッ
はあはあ はあはあ はあはあ
「誠!?」
「嫌だ…」
「誠!?」
「思い出したくない」
「誠!!」
「1人になりたくない」
「誠!!お前は、1人じゃねぇだろ?」
「あ…土方さん…?」
ギュ!!
土方さんに抱きついた
1番思い出したくないことを
思い出してしまった
「土方さん…俺、誠じゃない」
「ここでは、誠だ!!
他所じゃ違う名前もあるだろうが
ここでは、誠だ!!
大丈夫だ!何も心配するな!誠!!」
ゆるゆるっと土方さんから離れて
「ごめんなさい」
「ばぁか!謝ることねぇだろ?」
「誠じゃない、俺…」
「誠!!お前は、誠!!
わかったか!!さっさと寝ろ!!」
優しい人だ
胸が熱くなった
朝までに何度も繰り返し
同じように
少しづつ
思い出した
その度に、土方さんは、励ましてくれた
お前は、誠だ!!
ここにいろ!!
そう言って、抱きしめてくれた
結局、あんまり寝れなかった
土方さんも寝れなかっただろう
断片的ではあるが、記憶が蘇った
俺のせいで…
〝夏弥…俺を忘れるな〟
〝夏弥…〟
〝 夏弥が女だったら良かったなぁ 〟
ガバッ
はあはあ はあはあ はあはあ
「誠!?」
「嫌だ…」
「誠!?」
「思い出したくない」
「誠!!」
「1人になりたくない」
「誠!!お前は、1人じゃねぇだろ?」
「あ…土方さん…?」
ギュ!!
土方さんに抱きついた
1番思い出したくないことを
思い出してしまった
「土方さん…俺、誠じゃない」
「ここでは、誠だ!!
他所じゃ違う名前もあるだろうが
ここでは、誠だ!!
大丈夫だ!何も心配するな!誠!!」
ゆるゆるっと土方さんから離れて
「ごめんなさい」
「ばぁか!謝ることねぇだろ?」
「誠じゃない、俺…」
「誠!!お前は、誠!!
わかったか!!さっさと寝ろ!!」
優しい人だ
胸が熱くなった
朝までに何度も繰り返し
同じように
少しづつ
思い出した
その度に、土方さんは、励ましてくれた
お前は、誠だ!!
ここにいろ!!
そう言って、抱きしめてくれた
結局、あんまり寝れなかった
土方さんも寝れなかっただろう
断片的ではあるが、記憶が蘇った
俺のせいで…