新選組へ ~ 連理之枝 ~
沖田さんは、土方さんをよく知っている

「沖田さん!相談があります!!」

と声をかけて気づいた


原田さん、永倉さん、藤堂さん、斎藤さん
が一緒にいた


永「誠…どうした!!」
原「俺に任せろ!!」
藤「総司に相談は、ダメだろ!!」
斎「うむ、聞こう!!」

沖「僕に相談なんだよね?」
俺「……はい」
沖「部屋にいく?」
俺「いえ、ここで……
あの、俺…土方さんに悪戯をしたくて!
でも、なにが嫌がるのか、わからなくて
教えてもらえませんか?」

ぶわっと一斉に笑われた

原「相談って、それかよ!!」
藤「怒られるから、やめなよ!!」
沖「拳骨されるよ!!」
斎「やめておけ!!」
永「なんで、土方さんに悪戯したいんだ」

俺「もう、いいです」

俺…結構、真面目に相談したのに……


皆が呼び止めていたけど…
聞こえないふりした


良いこと思いついた!!



天井から、急に現れて脅かそう!!


と思って屋根裏に入った

シュッ シュッ

攻撃を交わす

「山崎さん!俺です!」

「……誠?」








土方さんの前に正座してます

「俺に悪戯しようとして、皆に笑われて
止められたのが悔しくて、思いつきで行動したら、山崎に見つかった?」

「はい」

「監察方には、不向きだな……」

「すみません」

任務でこんな失敗は、したことないぞ?


「で?
なんで、俺に悪戯なんだよ?」

「佐々木さんが苦手だって言ったのに
助けてくれないから……」

「佐々木殿は、上司だからな……」

「佐々木さんに弄られてるのが
近藤さんだったら、助けるでしょ?」




「そう…かもしれねぇな…」



知ってる

試衛館の絆は、深い



俺は、悪戯すらできないんだ

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