雨恋~雨のちキミ~
階段を下りていると玄関のドアが開く音が聞こえ
上半身を外に出しているお兄ちゃんの後ろ姿が視界に入った
居るんやん………
それやったら、もっと早く出てくれたらえーのに…
下りようとした足を止め、階段途中で様子を窺う
「お客さん」
足音が聞こえていたのか、お兄ちゃんがこちらを振り返った
「あたし?」
「そー」
『お客』と言われ、少しだけ期待が高まったものの
今朝のこともあるので、相手が『水月先輩』ということは
思考から切り離す
お兄ちゃんが離れたことで閉じられていた玄関のドアを再び開くと
「うぃっす」
「やっぱり…」
思わず心の声が漏れてしまう
「いきなり何やねん」
「いや…ごめん、こっちの話。里やんには関係ないねん。ってゆーか、何か用?」
「………用事があるから来たんやけど」
「それは失礼しました」
短期間に色々あり過ぎて、キャパオーバー気味
ドアを大きく開け、中に招き入れた
「先、上上がってて。飲みもん持って行くわ」
「んー、分かった」
階段を上がっていく音を聞きながらリビングのドアを開ける
「モテ期か?モテ期到来か?」
いつものように、ソファから顔を覗かせ
ニヤニヤ笑う奴が一人
上半身を外に出しているお兄ちゃんの後ろ姿が視界に入った
居るんやん………
それやったら、もっと早く出てくれたらえーのに…
下りようとした足を止め、階段途中で様子を窺う
「お客さん」
足音が聞こえていたのか、お兄ちゃんがこちらを振り返った
「あたし?」
「そー」
『お客』と言われ、少しだけ期待が高まったものの
今朝のこともあるので、相手が『水月先輩』ということは
思考から切り離す
お兄ちゃんが離れたことで閉じられていた玄関のドアを再び開くと
「うぃっす」
「やっぱり…」
思わず心の声が漏れてしまう
「いきなり何やねん」
「いや…ごめん、こっちの話。里やんには関係ないねん。ってゆーか、何か用?」
「………用事があるから来たんやけど」
「それは失礼しました」
短期間に色々あり過ぎて、キャパオーバー気味
ドアを大きく開け、中に招き入れた
「先、上上がってて。飲みもん持って行くわ」
「んー、分かった」
階段を上がっていく音を聞きながらリビングのドアを開ける
「モテ期か?モテ期到来か?」
いつものように、ソファから顔を覗かせ
ニヤニヤ笑う奴が一人