君に捧げる花束を
ほんの少し笑うだけでも、普段の無表情を見てきているだけに、印象ががらっと変わる。
本当に爽やかに、柔らかく笑うんだよなぁ…
レアな函南君スマイルをちゃっかり目に焼き付けておく。
「用が無いなら、出てってくれない。気が散る。」
「あ…っ、ごめん!」
函南君の元に慌てて駆け寄る。
「皆中、おめでとう。凄かった、感動した。」
「……。」
「あのね…!」
いいたい事がごちゃごちゃして整理出来ていないけど。
「私やっぱり函南君が好きだなぁ!」
今どうしても伝えたかった事。あと、二ヶ月。時間はあるんだけど。
好きが、止まらない。