幸せそうな顔をみせて【完】
どうやって会社まで辿りついたのか分からない。早く目が覚めたから、私はいつもよりも一本早い電車に乗ると会社に向かう。いつもは駅で副島新と会うけど、今日は朝から会う勇気がないので、わざと時間をずらしたのだった。起きてからすぐに水を飲み、その後に薬を飲んだので、徐々に体調はよくなってきている。でも、心の痛みは一向に良くなる気配はない。
早い電車は空いていたので、座ることも出来たし、ある意味よかったのかもしれない。
営業室に入ると誰もいないと思ったのにそこには小林主任の姿があった。始業ま時間があるのに主任はパソコンに何かを打ち込んでいる。こんな朝早くから全力って感じだった。
小林主任は営業室に入ってきた私に気付いたのか少し驚いた顔をした。
「おはよう。今日は早いね」
「おはようございます。中途半端に早い時間に起きたので、会社に来ちゃいました。小林主任はいつもこんなに早いのですか?」
「いや、今日は特別。今日の昼から副島と一緒に東京の本社の方に出掛けるから、その前に準備をしたくてね。本社の営業部に行くけど、そこの課長が一筋縄でいかない人だから下準備が必要なんだよ」
小林主任はここに来る前は会社の精鋭された営業が集まるという本社営業一課にいて、今の課長は確か小林主任の直属の上司だったはず。会ったことはないけど、仕事が出来るだけなく端正な容姿は女子社員の憧れの的だとも聞く。仕事にはシビアらしいとも。
でも、小林主任はともかく副島新まで一緒に行くのだろう?
早い電車は空いていたので、座ることも出来たし、ある意味よかったのかもしれない。
営業室に入ると誰もいないと思ったのにそこには小林主任の姿があった。始業ま時間があるのに主任はパソコンに何かを打ち込んでいる。こんな朝早くから全力って感じだった。
小林主任は営業室に入ってきた私に気付いたのか少し驚いた顔をした。
「おはよう。今日は早いね」
「おはようございます。中途半端に早い時間に起きたので、会社に来ちゃいました。小林主任はいつもこんなに早いのですか?」
「いや、今日は特別。今日の昼から副島と一緒に東京の本社の方に出掛けるから、その前に準備をしたくてね。本社の営業部に行くけど、そこの課長が一筋縄でいかない人だから下準備が必要なんだよ」
小林主任はここに来る前は会社の精鋭された営業が集まるという本社営業一課にいて、今の課長は確か小林主任の直属の上司だったはず。会ったことはないけど、仕事が出来るだけなく端正な容姿は女子社員の憧れの的だとも聞く。仕事にはシビアらしいとも。
でも、小林主任はともかく副島新まで一緒に行くのだろう?