ご懐妊は突然に【番外編】
「遥!俺にもMacBook買ってくれ!」圭人はムキになって対抗しようとするが「ダメに決まってんでしょ!」と言って、私は目を三角にして怒る。

「何でだよ!俺が喜ぶんだからいいじゃないか!」

本当こうゆう言い方は父親そっくりだ。

「残念だったな、圭人」

田中はふふんと鼻で笑って、英茉の髪を撫でる。

「もーあきらめなさいよぉ」

英茉は田中の上で満足そうにほくそ笑んだ。

「大人のくせにやること汚ねえぞ!」

圭人はギャーっと火が着いたように泣き出した。

私と燁子さんは苦笑いを浮かべ顔を見合せる。

きっと燁子さんも田中が父親になることを一層不安に感じた事はいうまでもない。
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