elevator_girl
瑞々しい感性を見せたかと思えば
男のロマンそのもの、のような
ジョンブル魂、ロータス・スーパー7を御してみたい
と、スポーティな願望をも持つ。
エモーションの高さに、好感を持った。
坂を降りきった睡蓮池のカーブ、少し広くなっている
あたりに深町は、スーパー・7を停車させた。
エンジンが、ゆらゆらとアイドリングで揺れているのが
手に取るように伝わってくる。
そんなところも、生き物のようだ。
サイド・ブレーキを引いて、エンジンを止める。
「すこし、運転してみませんか?」
深町は、すこしイタズラっ子の顔で。
その言葉に、諒子は少し驚く。
楽しそうに笑った。瞳が輝いていた。
あ、でも、貴重な自動車だし
叔父様のお許しを...と
諒子は、大人らしい配慮を見せた。