立花課長は今日も不機嫌
「……すみません」
謝罪が先に口をつく。
私がちゃんと辞めたかどうか確認しにきたのだ。
「執行猶予の期限を伝えに来た」
……執行猶予?
わざわざそのためだけに?
「勘違いするな。近くに用事があったまでのこと」
顔色ひとつ変えないで言う。
「……そうですか」
近くに用事ということは、ブルースカイ、良樹さんのところだろうか。
そんなことを考えながら突っ立ったままでいると、立花さんは無言で前の椅子を指差した。
また怒られたら適わないと、そそくさ座る。
「本題だ。期限は1ヶ月」