願う場所、望む奇跡



私の中では、何もかもしたあと、寝る時にそういう雰囲気になるんだと思っていた。



「だって、夏希の全てが誘っているから。俺は、本能に従っただけ」



なんだ、それ。

そう思ったけど、言葉には出来ず。

話しながらも、義哉は器用に服を脱がせ、私は肌をさらけ出していた。

恥ずかしくて隠そうとするけど、それも叶わず。

何の前触れもなく、ソコに触れる。



「あっ!ちょっと……やぁ…ん」



触れられるたび、声が止まらなくなる。

抑えようと口を押えるけど、それに気づいた義哉にどかされてしまう。

だんだん感覚が麻痺してくる。

もっと触れて欲しくて、義哉に抱きつく。


そんな私を見て、クスッと笑う義哉にはまだまだ余裕があるみたいで、少し悔しい。



「夏希……もう限界。いれていい?」



そう思ったのに、切羽詰まったような声が聞こえた。

余裕があると思ったのは見せかけだけみたい。




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