銀座のホステスには、秘密がある
「裏口はどうですか?」
「さっきゴミ出しに言った時に見てきたんすけど、二人は張ってましたね」
なぜか刑事口調の戸塚君。
「じゃ、変装して出るのは?」
「何に変装するの?」
「ゴールデンボンバーとか」
「余計目立つでしょ」
「じゃ、着ぐるみは?」
「どこにあんのよ。ピンクのウサギが……」
口々に出し合うけど、どこかみんな楽しそうな気がする。
「オトリ作戦は?誰かが上杉様になりすまして敵の目を引きつけて、その間に上杉様が逃げるとか……」
「誰が上杉様になりすませるのよ」
あぁあ、敵って言っちゃってる。
「でも、いいかもしれないわね」
そう言いだしたのは、あかねママ。
「裏から出ると見せかけて、表から上杉様になり代わった人が出て行く。その騒ぎの隙に実際の上杉様は裏から違う人に化けて帰っていただく。うん、いいかもしれない」
「車を2台用意しないとね」
あかねママの言葉にすぐに反応したのはローラママ。
「誰が上杉様になるんですか?」
そこが重要な気がする。
偽物だと気が付かれたら、元も子もない。
「やっぱりゴンちゃんかしら……」
みんなが不安そうな顔でゴンちゃんを見ると、ゴンちゃんは「俺?」って驚いた顔で答えた。
「いいですよ。俺が……」
「アタシがやる」
ゴンちゃんの言葉を遮るように立ち上がったのはアタシ。
「やめなさい、サラ」
「でも、ゴンちゃんだと髪の色が違うし、そんな危ないことお願いできない。ここはアタシしかいないでしょ」
「ダメよ」
「それにゴンちゃんには車を持ってきてもらわなきゃ」
「ヤメて……」
「みんな……今までありがとう」
「サラ!」
あかねママと、ローラママと、樹里と、殿が同時に叫ぶ。
アタシがやろうとしてることが分かったみたい。
「さっきゴミ出しに言った時に見てきたんすけど、二人は張ってましたね」
なぜか刑事口調の戸塚君。
「じゃ、変装して出るのは?」
「何に変装するの?」
「ゴールデンボンバーとか」
「余計目立つでしょ」
「じゃ、着ぐるみは?」
「どこにあんのよ。ピンクのウサギが……」
口々に出し合うけど、どこかみんな楽しそうな気がする。
「オトリ作戦は?誰かが上杉様になりすまして敵の目を引きつけて、その間に上杉様が逃げるとか……」
「誰が上杉様になりすませるのよ」
あぁあ、敵って言っちゃってる。
「でも、いいかもしれないわね」
そう言いだしたのは、あかねママ。
「裏から出ると見せかけて、表から上杉様になり代わった人が出て行く。その騒ぎの隙に実際の上杉様は裏から違う人に化けて帰っていただく。うん、いいかもしれない」
「車を2台用意しないとね」
あかねママの言葉にすぐに反応したのはローラママ。
「誰が上杉様になるんですか?」
そこが重要な気がする。
偽物だと気が付かれたら、元も子もない。
「やっぱりゴンちゃんかしら……」
みんなが不安そうな顔でゴンちゃんを見ると、ゴンちゃんは「俺?」って驚いた顔で答えた。
「いいですよ。俺が……」
「アタシがやる」
ゴンちゃんの言葉を遮るように立ち上がったのはアタシ。
「やめなさい、サラ」
「でも、ゴンちゃんだと髪の色が違うし、そんな危ないことお願いできない。ここはアタシしかいないでしょ」
「ダメよ」
「それにゴンちゃんには車を持ってきてもらわなきゃ」
「ヤメて……」
「みんな……今までありがとう」
「サラ!」
あかねママと、ローラママと、樹里と、殿が同時に叫ぶ。
アタシがやろうとしてることが分かったみたい。