タカラモノ~小さな恋物語~



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それから1週間が経った。


特に今までと変わらない毎日。



宇野さんとも連絡は取っていなく、お店でも会うことは無かった。


ただ、自分の中で引っかかることがあった。



宇野さんは、ケンが女の子と全くと言っていいほど喋らなくなったって言っていたっけ?



けれど、あの日―――私が車の中から、お店にいるケンと宇野さんを見たとき、確かに二人は楽しそうに話していた。



あれは一体…



「って!」



もうなんでこんなにもケンのことで頭一杯になっちゃうの!?



宇野さんがケンのこと好きとか、ケンが誰かと付き合うとか…もう私には関係ないことなのに!




「あ、健吾くんに飛鳥ちゃん、ちょうどいいところに居た~!」



仕事をしていると、鈴音さんが少し鼻歌を歌ってやって来た。



「どうしたんすか?なんか機嫌良いっすね。」


「うふふ、ねぇねぇ、二人とも水族館好き?」


「水族館?んー、何年も行ってねぇなぁ。」


「私もです。」


鈴音さんはにっこりと笑った。



「あのさ、水族館の入場料無料のペアチケット、知り合いからもらっちゃって。

それが来週の日曜日までなんだけど、私都合付かないからさ。ほら、二人で行って来なよ。ちょうど二人とも土曜日シフト入っていないしさ?」



えっ…




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