海に咲く花〜あなたがいた記憶〜
そして放課後また屋上へ行った。

次は風なんか関係ない。ある目的を果たすために…。

扉を開けた。昼間の少女はいないようだ…。
都合がいい。
僕は勢いよくフェンスに捕まり飛び越えた。
1歩踏み出せば僕は真っ逆さまだ。
ゴクリと唾を飲み込む。口が乾いて仕方ない。

でも、もうこんな人生は嫌だ。こんな自分は嫌だ。
もう諦めてしまおう。全て投げ出そう。

僕は弱虫なんだから。

< 15 / 20 >

この作品をシェア

pagetop