隣のあなた。
「紗織…浮気?ほんの出来心なら許すよ、人には誰でもそんな時があるから」
「もう少しで、離婚届にサインしてもらえるからさ…そしたら一緒に」
『一緒になりません!私は……冴島さんの事、愛してもいないし好きじゃない』
私の一言で冴島さんの顔から笑顔が消えた
ヤバいって思った
冴島さんが近寄ってくる
私は逃れるために
少しずつ、部屋の奥に入ってしまった
「紗織はわかってないな…」
「紗織の事をこの世で愛してるのは、この俺だよ?あんな坊ちゃんに紗織を幸せに出来ると思う?……ふっ、できないな」