隣のあなた。


見られたくない…
知られたくない…

どうしたらいいの……



「紗織っ!」


勢いよく開いたドアから
敦司さんが現れた…


私の姿を見て驚いている


「さお…り、もしかして…あいつか?」


私は流れている血も
破れた服もかき集め
顔を見られない様に……


『だ、大丈夫……なんでも…ない』

大量の血が流れていたのか
貧血なのか、意識が……


「紗織…なにこの血……おぃ、大丈夫か?紗織!紗織!」


敦司さんが私を抱きしめた時には
私は意識を無くしていた。
< 162 / 285 >

この作品をシェア

pagetop