隣のあなた。


小さな箱には、もう一つ指輪がはいっている
私はそれを取り、敦司さんの指輪にはめた


「落ち着いたら…式を挙げよう」


私は嬉しくて敦司さんに抱きついた
敦司さんは私を受け止めて
甘くて優しいキスをしてくれた


愛美さんの方を見ると
愛美さんも指輪をはめていて
二人の世界……
愛美さんも涙いっぱいためていた


「片付けは明日、行こう…」


敦司さんは小声で言って私の肩を抱きながらリビングをあとにした


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