大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。

「…そうよね」
例えそれが叶わない恋だとしても

しゅんと落ち込む私にkissをしてくるアイツ。
「ちょっ…ちょっと、急な何をするのよ!?」
驚くじゃない。

「静かにしろ。
ガキが起きるだろ」
そう言いながらまたkissをしてきた。

何だかヤキモチを妬かれた感覚がした。
私は、目を閉じそのkissを大切にした。

翌日の日曜日。
智史の事をすみれや彩美にも話した。
今は、前に言っていた教室の事で打ち合わせをするために

2人に自宅に集まって貰っていた。
美桜達は、幼稚園に行っている。

「え~まさか、そんな事があったなんて…初耳やわ!?」

「なんか切ないラブストーリーみたいで素敵ですね」
それぞれの意見が飛び交う。

「初めて話すしね…まぁ、色々あった訳なの」
ハァッ…と溜め息を吐く私。

「何や?溜め息吐いて…未練でもあるんかいな?」

「違うわよ…アイツのせいで腰が痛くて仕方がないだけよ」
アイツったら少しは、遠慮ぐらいしなさいよ!?

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