大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「何や結局旦那との惚気かいな?嫌やわ~」
そう言いながら笑うすみれ。
彩美も含め一緒になって苦笑いをした。
落ち着くと本来に入る。
「ねぇ、それより本当に教室開くの?
やっぱり辞めない?」
「どうしてや?
せっかく才能持ってるなら、豪勢にやった方がええ。
ほらほら、まず何をやるか決めるで」
サクサクと決め始めるすみれ。
「いいですねぇ~後ホームページとか作るのも手ですよ。
いろんな方に作品を知って貰う事が出来ます」
彩美もノリノリになっている。
自分の作品を多くの人に披露して知って貰うのは、悪くない。ないけど…教えるとなると別だ。
上手くやれるか不安で仕方がなかった。
「ホームページってどうやって作るんや?私そう言う機械もん苦手やし」
「あ、それなら私に任せて下さい。
私パソコン関係とか得意なんです」
そう言って手を挙げたのは、彩美だった。
えっ!?
「彩美ってパソコンやれるの!?」