大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「話したい事…?」
何の事だと不思議そうに聞いてくるアイツ。
「えっと…」
やっぱり、いざ言うとなると言いにくい。
どうしょう…何だか渡しにくい。
後ろに隠してある婚姻届の紙にタイミングが…
そうしたら隠してある婚姻届に気づいたアイツは、無理やり取られてしまう。
「あ、取らないでよ!?」
慌てて取り返そうとするが身長が高いから取れない。
「婚姻届…?ってこれ!?」
気づかれてしまった。
「あっ…」
どうしょう…頬が火照り出す。
「サインまで書いてあるし…お前。
籍入れる気になったのかよ!?」
驚いたように、こちらを見るじゃないか
「……あの…悪い?
たまたま市役所に行ったから書いてみただけよ。別に出しに行く訳じゃ…」
そう言う前にアイツに抱き締められてしまった。
えっ!?
「ちょっ…ちょっと!?」