恋する淑女は、会議室で夢を見る


*...*...*...*...*



「…まあ そう言うな
 それも評価のうちだと思えばいいじゃないか」


「思えないです!

 ただ単に 青木の娘だからっていう理由なんですから
 今までがんばってきた先輩との仕事だってあるのに…

 それはもうしなくていいって言われちゃうし

 あ もう、出かける時間だ…
 じゃあ お先に失礼します

 ああーっ
 ほんとにヤダっ」


文句をいいながら休憩コーナーから出たところで

「あっ!」

真優は、桐谷遥人と瀬波に出くわした。




< 65 / 210 >

この作品をシェア

pagetop