初愛
そう思って目を瞑った瞬間急に背後から男の人の声がした
「悪かったな…俺の高校バカで軽くて。」
振り返ったら長身で肩まで伸びた綺麗な黒髪は外にはねていてその髪をかきあげたときに覗かせた顔は整っていてモテる要素が詰まった人…この人確かユカがいってた怖い人…その後ろには今日教室に来た金髪のチワワみたいな人がいた。
「何だよ同じ高校生かぁ…志帆の友達???」
彼は震えていた…怖い人の迫力でビビってる様子だった…
すると急に怖い人が私を軽々と抱え上げる。
「こいつは俺の女」
ニヤってすると彼に蹴りをいれる…彼は一発でその場に倒れ込む。
「さすがハヤキかっこいい♪♪」
金髪の人が目をキラキラさせながらつぶやいていた。
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