笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
裕介くんの謝罪を聞いていた陽泉は、すっと背を向けるとバックを手に戻ってきた。
そして、
「紗英ちゃん、みんな、ごめんなさい。
私、先に帰るね」
そう言って青山に千円札を数枚渡すと、走って行った。
「…ヒナ!」
裕介くんが追いかけようとするが、杉浦さんに
「いや、裕介くん。行かないで!」
と、腕を掴まれ留められてしまう。
たったそれだけで、彼は陽泉を追いかける気がなくなったようで、その場から動かない。
その様子を見て、青山が俺の背中を押す。
財布を取り出そうとする俺に、
「そんなのいいから、陽泉をお願い!」
その声に、俺は陽泉を追って走り出した。
そんな俺を見て、
「えっ…。なんで佐々木さんが…?」と裕介くんはうろたえ、
「なーんだ。
陽泉さんだって、他に男がいるんじゃない!
なにも純情ぶらないで、裕介くんとさっさとエッチしちゃえばいいのに!
それとも…
裕介くんに身体を見せられない程、愛された跡がついているのかな?」
杉浦さんはそんなことを呟いたそう。
俺と陽泉の関係は青山たちが否定してくれたが、裕介くんは放心状態で、杉浦さんはかなり疑っていたらしい。
俺は陽泉を追いかけながら、彼女を裏切っていた裕介くんと杉浦さんに怒りが沸き、やっぱり陽泉を自分のものにしたいと強く願った…
そして、
「紗英ちゃん、みんな、ごめんなさい。
私、先に帰るね」
そう言って青山に千円札を数枚渡すと、走って行った。
「…ヒナ!」
裕介くんが追いかけようとするが、杉浦さんに
「いや、裕介くん。行かないで!」
と、腕を掴まれ留められてしまう。
たったそれだけで、彼は陽泉を追いかける気がなくなったようで、その場から動かない。
その様子を見て、青山が俺の背中を押す。
財布を取り出そうとする俺に、
「そんなのいいから、陽泉をお願い!」
その声に、俺は陽泉を追って走り出した。
そんな俺を見て、
「えっ…。なんで佐々木さんが…?」と裕介くんはうろたえ、
「なーんだ。
陽泉さんだって、他に男がいるんじゃない!
なにも純情ぶらないで、裕介くんとさっさとエッチしちゃえばいいのに!
それとも…
裕介くんに身体を見せられない程、愛された跡がついているのかな?」
杉浦さんはそんなことを呟いたそう。
俺と陽泉の関係は青山たちが否定してくれたが、裕介くんは放心状態で、杉浦さんはかなり疑っていたらしい。
俺は陽泉を追いかけながら、彼女を裏切っていた裕介くんと杉浦さんに怒りが沸き、やっぱり陽泉を自分のものにしたいと強く願った…