イジワル婚約者と花嫁契約
相変わらず嫌味なくらい笑顔で笑うこいつに、怒りが込み上げてくる。
だけどまぁ……。俺も弟にするなら、こんな奴でもいいのかもしれない。
こうやって年甲斐もなく本気で言い合いすることが、できるのだから。
「勝手にしろ!」
精一杯の強がりを口にすれば、こいつ……健太郎も灯里も、そして千和までも笑っていた。
生まれた時から一人っ子だった。
だけど灯里という妹ができて、そしてさらに認めたくないが健太郎という弟もできた。
空を見上げれば雲一つない青空が広がっている。
そんな空に向かって誓うように心の中で唱えた。
ふたりの兄として、今度はふたりの幸せを見守ってやろう。
もちろんあと少ししたら、俺一人ではなく千和と一緒に……。
end
だけどまぁ……。俺も弟にするなら、こんな奴でもいいのかもしれない。
こうやって年甲斐もなく本気で言い合いすることが、できるのだから。
「勝手にしろ!」
精一杯の強がりを口にすれば、こいつ……健太郎も灯里も、そして千和までも笑っていた。
生まれた時から一人っ子だった。
だけど灯里という妹ができて、そしてさらに認めたくないが健太郎という弟もできた。
空を見上げれば雲一つない青空が広がっている。
そんな空に向かって誓うように心の中で唱えた。
ふたりの兄として、今度はふたりの幸せを見守ってやろう。
もちろんあと少ししたら、俺一人ではなく千和と一緒に……。
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