隣のアイツは、溺愛俺様ウソ彼氏。
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「美しい娘さんに、おくり物だよ」
白雪姫の住む家に訪ねてきたおばあさん。
「まあ、何て美味しそうなリンゴ。おばあさん、ありがとう」
おばあさんからリンゴを受け取り、一口噛じる。
リンゴを落とし、自然に倒れる。
この倒れ方は何度も練習したんだ。
1番客席から見て自然に倒れて見えるように。
本番も、なんとか上手くいった。
少しふらついてしまったけど、ちょうどいい演技になっているはず。
白雪姫が倒れたのを見ておばあさんに扮したお妃様が高笑いをして去っていった。
ここで舞台は暗転する。
足音をたてないように立ち上がり、ラストシーンに映る。
ついに白雪姫の劇もクライマックス。
終わってしまうという寂しさと、緊張感が入り交じる。