婚約者はホスト!?①~永遠の愛を君に~
翌朝、なつは圭司のベットで目を覚ました。
キングサイズのベットには、すでに圭司の姿はなかった。
「圭司、どこ?」
なつは床に落ちていた服を羽織り、圭司を探しに廊下へと出た。
リビングのドアを開けると、新聞を読んでいた圭司が顔を上げた。
「おはよう、なつ。体は大丈夫か?」
久しぶりに見た圭司の穏やかな顔。
「うん、大丈夫。 シャワーお借りしてもいい?」
「いいよ。そこを出てつきあたりにあるから」
圭司は新聞を置いて、なつに微笑んだ。
「うん。分かった」
なつはリビングを出て、シャワールームへと駆け込んだ。
ダメだ。
あんな風に優しくされたら、どんどん欲が出てきてしまう。
圭司が抱いてくれたのは、ホストとして?
それともちゃんと愛してくれたの?
答えが分からないなつは混乱していた。
それでも、圭司に愛された体はまだしっかりと熱を帯びていた。