婚約者はホスト!?①~永遠の愛を君に~
レンは私から花束を取り上げて、私を壁へと押さえつけた。
「な、何するんですか。やめて下さい」
「ねえ…俺と本気で付き合ってみない? 俺は拓哉みたいに不特定多数の客と金で寝たりしないから。プライベートでは君だけって約束するから」
レンは顔を寄せながら耳元で囁くように言った。
「けっこうです! もう放して!」
「じゃあ、キスでも試してみない? 絶対気に入ると思うよ。ね?」
クイッと顎を捕まれて、レンの顔が迫ってきた。
嫌っ!
目をギュッと閉じた瞬間、私の唇に誰かの手が当てられた。