婚約者はホスト!?①~永遠の愛を君に~

「なっちゃん、ほんと大変だね。あんな独占欲の塊みたいな人と一緒じゃ疲れるでしょ?」

「い、いや、拓哉さん……もうすぐ圭司も来ちゃうから」

慌てて拓哉さんを止めたけれど、少し遅かったようで、

「悪かったな…。独占欲の塊で」

背後から圭司かやって来てしまった。

「げっ…!なんで響さんがいるんですか?」

「何でって。お前の誕生を祝いに来てやったんだろ?」

「そう…ですか。それはありがとうございます」

拓哉さんはタジタジになりながら圭司にぺこと頭を下げたのだった。

そんな中、周りのまわりの女性客が圭司を見て騒ぎ始めた。

『ねえ、あの人新人のホスト? 指名したいんだけど』

『凄く格好いいわね。名前なんていうの?』

それゃそうだ。
圭司は現役のホストの中にいたって、全く引けを取らないし、何て言ったってアクアの元No.1なのだから。

「失礼します。響さん…あの」

ボーイが圭司に耳打ちする。



 
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