愛は呪縛
誘惑するように、彼は囁く。
「年下は圏外?」
「え…?」
「俺、高校生だから。お姉さんは大学生?」
「こ、高校生なの…!?」
「うん。ちなみに高三」
ということは、私よりも二つ下。
どうしよう。
同い年か、せいぜい一つ下くらいに思ってたのに。
まさか高校生だなんて。
「ちなみにちなみに、俺の誕生日まだだから十七でーす」
「じゅ…!なっ…服着て今すぐ!」
「えぇー、もうちょっとこう、余韻に浸りたいなぁー」
「ダメです!健全な高校生がこんなことしちゃダメ!」
「え~。俺的には全然OKだよ?」
「よくない!」
真っ赤になって怒ったら、しぶしぶ服を着始めてくれた。
私も何か羽織ろう。
近くにあったシャツを着ていたら、ジーパンをはき終えた彼がこっちを横目に喋り出す。
「てかさ、お姉さん。初めてだったんだね」