Wildcat~この愛をあなたに~
俺は端末を手繰り寄せ帝に連絡した
「なあ」
「いまどこ?店に来てよ忙しいんだから」
「行けそうもない」
「一希?なにがあった?」
「なんもねぇよ」
「声ふるえてるらしくないよ一希」
「あいつに伝えて
帰れそうもないって」
「一希、一希」
あいつはバカだって笑うだろうか···
1人、嗤って目を閉じた
病室で退屈にしていると花瓶が割れる音がした
縁起悪いなどと思っていると病室のドアが開いた
食事の時間だっけ?
まだ早いよね
「ハロー?お嬢さん」
真っ赤なバラ···まるで血みたいでちょっと苦手かも
「···出て行かないなら誰か呼びますよ」
「いいよ呼びなよ」
バラを花瓶に生けながら言う
「それお見舞いの花じゃないですよね」
「元は白かったんだよ」
えっ···いまなんて??
「出て行って」
「俺は嫌いで一希が好きなんか矛盾してるね」
「矛盾してません」
声まで一希さんに似てる
「まあ君の会いたい人はもう姿をみれないかもね」
一希さんになにかあったの?
「なにしたんですか」
「別に」
「教えてください」
「喧嘩をうったのは一希だよ」
それって···
私はいてもたってもいられなくなり立ちあがった
ふらつきながら病室を出て電話をかけた
つながらない電話にイライラして私は外にとびだした
一希さんどこにいるの
方々を探し回って辿り着いたのはあの雑居ビル
裏手に回ってみると一希さんがいた
「一希さん」
揺すっても起きない
ウソでしょ···
ちゃんと言えなかった
ごめんなさいもありがとうも大好きも
言いたいことたくさんあるのに
「なにやってんだよおまえ」
「一希さん」
「なにやってんだってきいてんだよ
おまえがやることは体を休めることだろ
」
「でも···」
「俺はどうなってもいい」
「どうなってもいい命なんてありません
明日死ぬか明後日死ぬかなんて誰にもわからないんです
だから一生懸命生きないといけないんです」
「説教ね」
「なんとでも言ってください
私が好きなのは後にも先にも一希さんだけですから」
一希さんが抱きしめてきた
応えるように唇が触れる
「いいなぁラブラブで」
えっ?
ふわりと肩にかかる重み
まさかと思ったけど帝さんだ
「帝さん」
「お迎えに来たのにざんねん」
「いいかげん離れてください」
「つれないね」
「帝おまえ」
「まっいっか」
帝さんは器用に頬にキスをした
「帝」
「一希、本当に奪っちゃうよ?」
「なあ」
「いまどこ?店に来てよ忙しいんだから」
「行けそうもない」
「一希?なにがあった?」
「なんもねぇよ」
「声ふるえてるらしくないよ一希」
「あいつに伝えて
帰れそうもないって」
「一希、一希」
あいつはバカだって笑うだろうか···
1人、嗤って目を閉じた
病室で退屈にしていると花瓶が割れる音がした
縁起悪いなどと思っていると病室のドアが開いた
食事の時間だっけ?
まだ早いよね
「ハロー?お嬢さん」
真っ赤なバラ···まるで血みたいでちょっと苦手かも
「···出て行かないなら誰か呼びますよ」
「いいよ呼びなよ」
バラを花瓶に生けながら言う
「それお見舞いの花じゃないですよね」
「元は白かったんだよ」
えっ···いまなんて??
「出て行って」
「俺は嫌いで一希が好きなんか矛盾してるね」
「矛盾してません」
声まで一希さんに似てる
「まあ君の会いたい人はもう姿をみれないかもね」
一希さんになにかあったの?
「なにしたんですか」
「別に」
「教えてください」
「喧嘩をうったのは一希だよ」
それって···
私はいてもたってもいられなくなり立ちあがった
ふらつきながら病室を出て電話をかけた
つながらない電話にイライラして私は外にとびだした
一希さんどこにいるの
方々を探し回って辿り着いたのはあの雑居ビル
裏手に回ってみると一希さんがいた
「一希さん」
揺すっても起きない
ウソでしょ···
ちゃんと言えなかった
ごめんなさいもありがとうも大好きも
言いたいことたくさんあるのに
「なにやってんだよおまえ」
「一希さん」
「なにやってんだってきいてんだよ
おまえがやることは体を休めることだろ
」
「でも···」
「俺はどうなってもいい」
「どうなってもいい命なんてありません
明日死ぬか明後日死ぬかなんて誰にもわからないんです
だから一生懸命生きないといけないんです」
「説教ね」
「なんとでも言ってください
私が好きなのは後にも先にも一希さんだけですから」
一希さんが抱きしめてきた
応えるように唇が触れる
「いいなぁラブラブで」
えっ?
ふわりと肩にかかる重み
まさかと思ったけど帝さんだ
「帝さん」
「お迎えに来たのにざんねん」
「いいかげん離れてください」
「つれないね」
「帝おまえ」
「まっいっか」
帝さんは器用に頬にキスをした
「帝」
「一希、本当に奪っちゃうよ?」