ちょっぴり恋して
「未由?」

「ん?何?」

「明日の夜、クラブハウスでパーティーがあるんだ。研修に招かれた他のメンバー達も全員来る。君も来る?」

「私もいいの?」

「最後の夜だから荒木も構わないと言っていた。」

「ありがとう。楽しみね。また今回のような研修ってあるの?」

「さあ、それはわからないが、年に数回はこれよりも小規模な研修はあるらしいよ。一週間とか短い研修期間らしい。」

「元哉さん、勉強になった?」

「なったよ。帰ったらクラブにレポートを出すつもりだ。君の方は収穫あった?」

「すごくあった。日本じゃ手に入らない本ばかり買っていたのよ。空輸便で先に送っちゃった。」

「素早いな。また来てもいいな。」

「ええ、そうね。」

元哉さんの研修が無事に終了し

他のメンバー達も皆パーティーでくつろいだ。

年配のコーチ陣の面々もいた。

元哉さんは荒木さんと他のコーチ達に挨拶をして回っていた。

私は若いコーチ数人につかまって

何たらかんたらと口説かれていたけれど適当にかわしていた。

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