___Hate you.~ピリオドは君が~
「何だったんだろね、あの毎日」
自嘲気味に笑い、最近短く切った髪をくしゃり、とする。
皆には笑って別れたとは言ったけど、本当はかなり動揺していた。
もう清々したと言ったけど、本当は忘れられていない。
あぁ、と納得したように頷く友人の佐奈は、あたしを真っ直ぐ見つめて口を開く。
「あんた、何年だっけ」
「・・・・・・3年と、ちょっとだった」
「長かったね」
困ったように笑って、佐奈は私の隣に立つ。
幾分私よりも背が高い佐奈は、少し離れた所に立つケヤキの木のてっぺんに止まるカラスの夫婦を見ていた。