罪づけ
「ん、」
するすると透吾は私の服を脱がせていき、ソファの下に落とされて。あっという間に下着姿にされてしまった。
羞恥から体を隠そうとする私の動きを制して、狭いソファで彼が私のふくらはぎから太ももへと、上へ上へと手を滑らせる。
そっと体を倒されて組み敷かれたと思ったら、膝の裏からすくわれて。
「あ」
かすめるように内ももに触れた唇がある一点で止まった。
ただ下着姿になっただけでは見えないところ。足を開かないと見えない……足の付け根近くの、内もも。
そこに、私は小さなほくろがある。
透吾はそこにいつも口づける。何度も軽く食むようにして、赤い痕を残す。
くっきりとついたそれは、じんじんと甘く疼いて仕方がない。
毎回毎回繰り返されるせいで、最近はそこらに唇が触れるだけで体がびく、と跳ねてしまう。
今日もまた、
「ひぅ、っ」
彼の痕が重なった。
誰にも見えない、私と透吾だけが知っている。
その所有印は私たちの行為をより背徳的にする。
口元を手の甲で押さえて、声を堪えて目をつぶって。綺麗についた、と満足げな彼を抱き締めたい気持ちを押し殺す。
うっかり彼に痕を残さないように、掌はきゅっと丸める。
そうして私は、彼に溺れていった。