王様とうさぎさん
「いや、そこでそう言われるのも、ちょっと傷つきますが。
あの、卯崎さん。
今の私の顔、どう思いますか?」
どうと訊かれても、まあ……
「綺麗だと思うが」
そう見たまま言うと、莉王はそこまでの答えは要求していなかったのか。
「あ、ありがとうございます」
と少し照れてみせた。
だが、すぐに、
「じゃ、さっきの眼鏡の顔はどうですか?」
と訊いてくる。
「……可愛いな」
「卯崎さん〜っ。
ほんとに私のこと、見てますか〜っ?」
と莉王は疑わしげに訊いてきた。
なんなんだ。
可愛いと言ってはいけないのか。
心のままに話しているのに。
「莉王。
落ち着け」
と肩を叩いた。
「大丈夫だ。
人がどう思うが、俺の目には可愛く見える。
それで、なにか問題があるか」
すると、それも厭ーっ、と莉王は騒いだ。
……本当に、女心は、さっぱりわからない、と允は思った。
あの、卯崎さん。
今の私の顔、どう思いますか?」
どうと訊かれても、まあ……
「綺麗だと思うが」
そう見たまま言うと、莉王はそこまでの答えは要求していなかったのか。
「あ、ありがとうございます」
と少し照れてみせた。
だが、すぐに、
「じゃ、さっきの眼鏡の顔はどうですか?」
と訊いてくる。
「……可愛いな」
「卯崎さん〜っ。
ほんとに私のこと、見てますか〜っ?」
と莉王は疑わしげに訊いてきた。
なんなんだ。
可愛いと言ってはいけないのか。
心のままに話しているのに。
「莉王。
落ち着け」
と肩を叩いた。
「大丈夫だ。
人がどう思うが、俺の目には可愛く見える。
それで、なにか問題があるか」
すると、それも厭ーっ、と莉王は騒いだ。
……本当に、女心は、さっぱりわからない、と允は思った。