ラグタイム
「夕貴さんが『ラグタイム』で働き始めてから、もうすぐで2ヶ月になるんだね」
「ああ、もうそんなに経ったんだ…」
いろいろなことがあり過ぎたから時間の感覚がなくなってしまっていた。
「朝貴さんの方は、今どうなってるの?
藤本さんから何か聞かされているんだろ?」
そう聞いてきた翼に、
「えっ?」
あたしは驚いて聞き返した。
翼はフッと笑うと、
「僕も朝貴さんのことを聞きたいのは山々だけど、大輔さんに直接聞いたら失礼かなって思って聞けなかったんだ。
夕貴に聞こうと思っても、仕事が忙しいから聞けずじまいになっちゃって…。
それで、2人きりの今聞いてみようかなって」
と、言った。
「ああ、そうなんだ…」
それは意外だった。
「ああ、もうそんなに経ったんだ…」
いろいろなことがあり過ぎたから時間の感覚がなくなってしまっていた。
「朝貴さんの方は、今どうなってるの?
藤本さんから何か聞かされているんだろ?」
そう聞いてきた翼に、
「えっ?」
あたしは驚いて聞き返した。
翼はフッと笑うと、
「僕も朝貴さんのことを聞きたいのは山々だけど、大輔さんに直接聞いたら失礼かなって思って聞けなかったんだ。
夕貴に聞こうと思っても、仕事が忙しいから聞けずじまいになっちゃって…。
それで、2人きりの今聞いてみようかなって」
と、言った。
「ああ、そうなんだ…」
それは意外だった。