臆病な私でも恋はできるのか。




「最近ね、そう言う入れ替わる漫画読んでてさ〜」


「それ雪柳さんが原作書いてる…あ…」



さらっと雪柳さんの情報を口に出す柊くん。



「ん?書いてる…って知ってるってことは本当に入れ替わってる?」


「…あ、あの、もし!もし、そうだとして雪柳さんは信じます?」


私と柊くんの顔を交互に見る雪柳さんに私がそう問いかける。


「そりゃ、百パーセント信じるとは言い難いけれど…彰人のことはもちろん彰人が連れてきた沙織ちゃんも良い子だと思うから…信じるよ?」



そう言われ柊くんと目を合わせる私。



「実はどういうことか本当に入れ替わってるんだよね」



そう柊くんが雪柳さんに身体を向け言う。



「本当にそんなことってあるんだね!後で参考にするから説明してよ!」


「あ、あの…書いてるとか参考に…とかって?」


「あ、小説家なんだよこの人。小説執筆しながらここも管理してる」


「へえ!」



雪柳さんって器用な人なんだなあ…
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