world
次の日、俺は朝早くに起きた。魁斗をほおっておいて家を出る。
もうすぐ夏だってのに、朝の空はまだ暗い。
李「まるで、誰かが悲しんでるみたい。」
暗闇じゃなくてもひとりなのは怖い。
李羽ははやあるきで学校に向かう。
ユラッと人影が地面に倒れ込んだ。
李「…誰…」
近寄ってみてみた。
この…人まさか…
李「…アキ…っ!」
アキの顔は蒼白で、おでこを触ると熱い。
苦労による熱か…なにかか。
李羽は明久をおんぶすると、明久の家まで行った。
なぜ知っているかと言うと、弟と会ったあの後、明久がこの家に入っていくところを見かけたからだ。
安の定、そこは明久の家だった。
インターホンを押すとかわいげのある男の声がした。