俺様常務の甘い策略
「それで謝ってるつもり?別に謝罪の言葉なんていらないけど、その態度はないな。まだ足りないみたいだね」

残酷な笑みを浮かべて、涼太のみぞおちを思い切り膝蹴りする。

「うっ‼」

涼太が呻きながらしゃがみ込む。そんなこいつを眺めながら俺は口角を上げた。

「顔じゃないことに感謝してよ」

「……たく、お前……喧嘩も強そうだな。何でも持っててムカつく」

「最高の褒め言葉と受け取っておくよ。沙羅は俺が幸せにするから安心していいよ」

「……つくづく嫌みな男だな」

お腹を押さえながら、涼太がゆっくり立ち上がる。

「これに懲りて沙羅に手は出さない事だね。次手を出したら、命の保証はないよ」

悪魔のように残忍な笑みを浮かべると、涼太がゴクリと息を飲む。
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