期間婚〜彼と私の微糖な関係〜

「スゲー、まだこの街にこんな昭和な匂いをかもしだしてる言えがあるなんて…」

家につくなり、興味心身に部屋の中を見渡す。

「だからボロいって言ったじゃん。」

「感動してるだけだよ」

「 褒め言葉、ありがとう」

苦笑いを浮かべた私に「さっそくやろう」と言って買ってきた物をテーブルに並べていく。

ベースコートだとか、トップコートだとか私にはよく分からないけれど

携帯を見ながら、私の指先に色を落として行く千秋君の真剣な眼差しを見ていると

声をかけていいものか分からず、時計の規則正しい音を聞きながら

色づいてく私の指先を見ているだけで

時間はあっという間に過ぎてしまった。


「どうだ⁈」

「凄いよ!凄い‼プロ級だよ‼」

全くの初心者…しかも男の人がやったなんて思えないほど完璧な出来栄えに

2人とも興奮がおさまらない。

花のように可愛く、綺麗に染まった指先をまじまじと見つめると

これを見た千洋さんがどんな反応をするのか楽しみでならない。


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